CLARICLIP管理人である私のマウスピース遍歴《後編》です。
前編をまだ読んでいない方は前編からどうぞ。
後半は音大入学後のお話からスタートです!
大学で「Vandoren B40」と出会う
Vandoren 5RVライヤーで音大受験も乗り切り、無事音楽大学のクラリネット科に入学。
大学で師事したのはVandoren B40を吹いている先生でした。
マウスピースを強制するような先生ではありませんでしたが、先生の音を聴いているうちに自分もB40を試してみたいという気持ちに…。
大学入学から数ヶ月経った頃、先生にお願いしてB40を選定して頂きました。
5RVライヤーとB40は全くタイプの違うマウスピースですが、私の場合は意外と違和感なくすんなりと吹くことができました。
そのままB40で4年間を過ごすことになります。
色んなマウスピースを試すも結局B40に戻る
音大卒業後、留学してからは自分に本当に合うマウスピースがB40以外にあるんじゃないかと考えるようになりました。
留学中に様々なマウスピースを試しました。
試奏して良いかもと思ったマウスピースを買い、しばらく使っては結局B40に戻る。
ということを繰り返していました。
「Vandoren B40ライヤー」でリードの悩みを解消!
帰国後、日本で演奏の仕事を始めてからも変わらずB40を吹いていましたが、リードとのマッチングに苦労していました。
ヨーロッパと日本の気候の違いも大きかったのだと思います。
そんな時に出会ったのが「Vandoren B40ライヤー」です。
このマウスピースはB40より息が入りやすく、吹けるリードがずっと多くなります。
リードの悩みで爆発しそうになっていた私はこの「B40ライヤー」に頼ってみることにしました。
▼その時の詳細は過去記事にしておりますので、興味のある方はどうぞ。
結局B40に出戻り。現在に至る
B40ライヤーは仕事で使える良いリードを沢山必要としていた私にとって救世主のような存在でした。結局1年以上使用しました。
しかし、使えば使うほどマウスピースの良いところ、悪いところが見えてくるものです。
だんだんと私はB40ライヤーが窮屈に感じるようになってきました。
▼こちらも過去記事あります
自分にはやっぱりB40が合っているんだな、ということでB40に出戻り。現在に至ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私のマウスピース遍歴は以上になります。紆余曲折ありましたが、結局私にはB40が合っているのかなぁというのが今の心境です。
長い文章になってしまいましたが、ひとりのクラリネット奏者のお話として参考にして頂ければ幸いです。