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クラリネットのおすすめエチュード4冊【上級編】

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以前、クラリネットのおすすめエチュード【初級編】【中級編】を書きました。
おかげさまでCLARICLIPではどちらもかなりの人気記事となっています。

 

 人気ということであれば【上級編】も書かねば!!

ということで新たに書いてみました。


中級編で紹介したエチュードはやり終えてしまった」という人や、「もっともっと難しいエチュードに挑戦してみたい!」という人はこの【上級編】をぜひ参考にしてみて下さいね!

 

 

ジャンジャン / クラリネットの為の段階的・旋律的練習曲集 第1巻

 難易度:★★★★☆

 

フランスのクラリネット奏者、ポール・ジャンジャンによるエチュードです。


ゆったりとした曲調のものが多めですが、クラリネットが苦手とする跳躍音列がいたる所に散りばめられており、かなり吹きにくいエチュードになっています。

吹きにくいからこそ鍛えられる!という感じですね。かなり考えられたエチュードだと思います。

また、9/8・12/8・12/4など変わった拍子の曲が多いことも特徴のひとつです。

 

このエチュードは第2巻第3巻も出版されているので、第1巻が終わったらそちらにも挑戦してみましょう!

 

ビッチ / 12のリズムのエチュード

12 Etudes de Rythme pour Clarinette

12 Etudes de Rythme pour Clarinette

  • 作者:BITSCH
  • メディア: ペーパーバック
 

 難易度:★★★★☆

 

表題の通り、リズムに焦点を絞ったエチュードです。


1小節単位で拍子が変わっていく変拍子、取りにくい5/87/8など、様々なバリエーションの表紙やリズムが登場します。


リズムのエチュードだからと言ってテクニック的に易しい訳ではありません。
複雑で難解なリズムを取りながら連続するタンギング連符をこなさねばならないので、かなりハイレベルな技術を求められます。

吹いていると頭がこんがらがりそうになります(笑)

リズム読みが苦手な人にはかなり良いエチュードだと思いますよ!

 

 

カヴァリーニ / 30のカプリス 

 難易度:★★★★★

 

こちらは有名なエチュードですね。
とにかくテクニックに振り切ったエチュードです。


ページをびっしりと埋め尽くす16分音符32分音符。連続する跳躍タンギング

特別吹きにくく書かれている訳ではありませんが、圧倒的な音符の量でテクニックを磨くとというタイプのエチュードですね。明るい曲調もあり、吹けるようになるととっても楽しいエチュードです。


30曲全て終わらせた頃にはかなりのテクニックがついていると思いますよ!

 

バッハ(デュレクルーズ編曲) / 無伴奏チェロ組曲 BWV 1007-1012

 難易度:★★★★☆

 

言わずと知れたJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲です。
デュレクルーズがクラリネット版に編曲した楽譜になります。

 

エチュードと名はついていませんが、クラリネットのレッスンではよくエチュードとして使われる楽譜です。


チェロ独特の跳躍やフレーズ感はクラリネットで演奏するにはなかなか難しく苦労しますし、クラリネットにはない「バロック」の音楽を勉強することもできます。

 

普通のエチュードと違い、歴史に残る名手の演奏を参考にできるというのも大きなポイント。
自分なりに譜読みをしたあとにカザルスフルニエロストロポーヴィチといった巨匠の演奏を聴き、
「ここはこうフレーズを取るのか」
「ここはこういう音色感で演奏するんだ」
などなど、それぞれの解釈を実際の音で感じられることはとても幸せなことだと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はクラリネットのおすすめエチュード【上級編】と題して、4冊のエチュードを取り上げてみました。

紹介したいエチュードは山ほどあるのですが、今回はそんな中から毛色の違う4冊を選んだつもりです。


個々の目的に合わせて、エチュードを選んで貰えたらと思います。

今回紹介したエチュードはどれもなかなか難しいものばかりですが、興味があれば是非チャレンジしてみて下さいね!

 

▼おすすめエチュード【初級編】【中級編】はこちら。