
色々な曲を練習していると通常の運指だとうまくいかないフレーズが出てくること、ありますよね。
単純な運指上の問題だけでなく、音色や音程の為に替え指を使うこともよくあります。
その場に応じて適切な運指を選択できるとワンランク上の演奏にすることができますよ!
今回は私が普段よく使うクラリネットの便利な替え指をご紹介します!
便利な替え指
手書き&画像編集が下手で少し見辛い箇所もあると思いますがご容赦くださいm(_ _)m
それでは、いきましょう!
低音域 <シャリモー音域>
シ〜レ♯

これらは全てppのときに使用します。
音程を下げる為の運指です。
ミ〜ファ♯
同じくppのときに使用します。音程を下げる為の運指です。
②の方がより低くなります。①でもまだ高ければ②を使ってみましょう。
シ
前後いずれかの音が半音下のラ♯のときに使用します。
半音階ではこの運指を使いましょう!
中音域 <クラリオン音域>
ファ♯
前後いずれかの音が半音下のファのときに使用します。
半音階ではこの運指を使いましょう!
シ♭
①前後いずれかの音がファや高いレのときに使用します。
②前後いずれかの音がファ#や高いレ#のときに使用します。
どちらも音程や鳴りが少し不安定なので、速いパッセージで使うことが多い運指です。
高音域 <アルティッシモ音域>
ド♯
通常の運指では間に合わない速いフレーズのときに使用します。
開き気味な音色になります。
レ
①正規の運指では間に合わない速いフレーズのときに使用します。
開き気味な音色になります。
②音が出しやすく音程も良いのでppで吹きたいときに使用すると便利。この運指をメインに使う人もいます。
レ♯
3通りの運指がありますが、状況に合わせて①②③の優先順位で使うのがおすすめ。
①鳴りも音程も良い。
②少し鳴りが悪いが音程良い。
③音程が低くなる。
ミ
音量が必要なときや跳躍のときに使うと便利な運指。
ファ♯
ppで出しやすく音程も下がるので、ppのときに便利な運指です。
ソ
いずれもppのときに使用します。音程を下げる為の運指です。
①より②の方が低くなります。①でもまだ高ければ②を使いましょう。
使用頻度はあまり高くありませんが、③も安定してppが出せておすすめ。
おわりに
私が普段よく使う運指をご紹介しました。
運指を沢山知っているとそれだけ選択肢が広がります。
楽器との相性もあるので色々試して使える運指を見つけて下さいね!
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