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外部講師がパートリーダーにお願いしたい2つのこと【吹奏楽】

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私は外部講師として多くの学校へ指導に伺っています。

たくさんの学校、パートを教えていて感じることはパートリーダーによって上達スピードがかなり変わるということです。世代が変わって、パートリーダーが変わった途端にパート全体が上手になり出す。なんてことは決して珍しいことではありません。その逆もしかり。

もちろんパートリーダーだけの力ではないことは重々承知ですが、それでもやはりパートリーダーがパート全体に与える影響は大きいものです。
「今年のパートリーダーはいい感じだなぁ」なんて思っているとだいたい上手になるんですよね。

今回は外部講師として普段レッスンをしている私がパートリーダーにお願いしたいことを書いてみました。

 

 

 パートリーダーはモチベーター!

パートリーダーの一番重要な仕事はメンバーのモチベーションを上げ、やる気を引き出すことです。
やる気がないことには、いくら練習してもレッスンを受けてもなかなか身になりません。そんな時には、みんなの気持ちに少し目を向けてみてくださいね!


空回りに気をつけよう

ありがちな失敗がパートリーダーが頑張ろうとするあまり空回りしてしまうこと。

▶パートリーダーがハリキリすぎて周りがついてこれない
▶あれはダメ、これはダメと制限しすぎる
▶あれをしろ、これをしろと言いすぎる           etc...

あまりガチガチに厳しくし過ぎると逆にやる気を削いでしまうこともあるので気を付けてくださいね。
お母さんに「勉強しなさい!」と言われるとやる気がなくなるあの現象です(笑)


上達する楽しさを知って貰おう

ガツガツ練習することも時には必要ですが、それだけでは疲れてしまいます。みんながどう楽器や音楽に向き合っているのか、視野を広く持ってパートのみんなの様子を観察してみましょう。

一緒に音楽を楽しもう、みんなで上手になっていこう!というスタンスを心掛け、まずは雰囲気の良いパート作りを目指してみてください。そうしていくうちに、「演奏するのって楽しい」「上達するって楽しい」とみんなに思って貰うことができたらもうこっちのものですよ。

そういうパートは先生もレッスンしやすいですし、吸収力・上達スピードが違います。

 

レッスンの復習をしよう

次にパートリーダーにして欲しいことがレッスンの復習。そしてその反復練習です。

外部講師の先生のレッスンを受けて、それだけで上手になった気になっていませんか?
上手になる為に最も大切なことは、レッスンを受けることそのものではありません。
レッスンで教わったことをしっかり復習して、100%自分のものにしていくことでようやく上手になることができるんです。

先生はレッスンで生徒に必要なことや問題点を見極め、それを解決する為にアドバイスをします。
アンブシュアが良くない場合にはその直し方、息の使い方が良くない場合には正しい息の吸い方・吐き方などなど。

教え慣れている先生だったら、「こうやって練習するとできるようになるよ」とか「この練習を重点的にすると良いよ」というようなアドバイスをしてくれているはずです。

ここがとっっても重要で、先生はみんなに必要なこと・問題点を解決する為の最短ルートを教えてくれているんです!
パートリーダーはこれを聞き逃さずに覚えるようにしてください。メモするのも◎。

そして後日、自分たちで復習・反復練習するようにしてみましょう。
それだけで上達スピードは天と地ほど変わりますよ!

 

まとめ

私がパートリーダーにお願いしたい2つのポイントをまとめるとこんな感じ。

モチベーションを高め、吸収する土台を作る
レッスンで教わったことを復習・反復練習して自分たちのものにする

モチベーションの高い学校・パートのレッスンは、私たち外部講師も楽しいですし「もっと上手にさせてあげたい」「もっと教えたい」と思うものです。先生も人間ですからね。

そして、先生は上達するための方法や最短ルートを教えることはできますが、実際にその道を歩いて上達していくことは生徒本人たちにしかできません。

「先生に上手にして貰う」のではなく「自分たちが上手になるんだ」という意識が大切だと思います。
パート運営がなかなかうまくいかないというパートリーダーのみなさんはぜひ一度試してみてくださいね。


他にもクラリネットパート関連の記事、色々書いてます。