以前書いたおすすめマウスピースの記事が好評だったので、今回はリガチャー編です!
ビュッフェ・クランポン純正
まずは定番中の定番。クランポン純正のリガチャーです。
クランポンの楽器を購入するとおまけでついてくるアレです。
おまけのイメージが強いのであまり良くないと思われがちですが、実はとても良いリガチャーなのです。プロ使用率高し。
ただし、作りが雑で良いものと悪いものの差が非常に激しいので要注意。
特徴
音色は甘めで控えめ、柔らかくしなやかな印象。
余計な色が付かないのが特徴だと思います。自分で音色を作っていきたい人には良いリガチャーです。
適度な抵抗があり、タンギングはしやすいです。
何でもそこそここなすバランス型のリガチャーだと思います。
金属が伸びやすく、寿命が短いのが弱点。
セルマー・パリ純正
クランポンと同じじゃないの?
違いますよ〜。見た目ほぼ同じですが、こちらはセルマーの純正リガチャーです。
これも楽器を買うとついてくるやつですね。
セルマーの方がクランポンより作りがしっかりしています。使っている素材はセルマーの方が硬く、リードとの接地面も大きいです。
ここ数年で使う人がぐっと増えたリガチャーです。
特徴
クランポンより硬めでストレートに響きます。
息を入れた分だけ音になっていくような印象のリガチャーです。ストレートに鳴る分、高音のコントロールには少しコツを掴む必要がありますが、慣れれば大丈夫。
ガツンと鳴らしたい!という人はこちらを試してみると良いですよ。
ボナード 逆締め ゴールドプレート
こちらもクラリネット界では定番のリガチャーです。
ボナード社は様々なリガチャーを販売していますが、一番人気は文句無しにこれでしょう。これもプロ使用率高め。
特徴
ソリスティックな音がしますが調和しないという訳ではなく、オーケストラ・吹奏楽でも使えます。低音から高音までしっかりむら無く鳴らしてくれる印象です。
大きい音、芯のある音、キラキラした音を求めている人にはピッタリのリガチャーだと思います。
もっとダークな音を求める人にはニッケルプレートがおすすめ。
ロブナー MK III C-1R
金属のリガチャーが好きじゃないという人にはこちら!
ロブナー社も多数のリガチャーを販売していますが、その中でも私が一番好きなのはこれです。
特徴
リードの振動をナチュラルに音に変換してくれるような、優しい音色のするリガチャーです。
高音も細くなることなく、響きを保ったまま吹くことができます。程良い抵抗感でタンギングもしやすいです。
非金属のリガチャー全般に言えることですが、大きい派手な音を出すのは苦手です。
BG レヴェレーションシルバー
革のリガチャーと金属のリガチャーのいいとこ取りをしたリガチャーがこちら。
革の中に金属が入っています。
BGにはメッキ違い等、様々な種類のリガチャーがありますが、金属部分がシルバーになっているレヴェレーションシルバーがおすすめ。
特徴
おわりに
今回ご紹介したリガチャーは全て私が実際に使用経験があるものです。
私のおすすめマウスピース・リードの記事も書いてます。