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クラリネットの「キャー」にお悩みのあなたへ。原因を知ってリードミスを減らそう!

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リードミス。それはクラリネットの宿命です。
絶対してはいけない所でしてしまったこと、クラリネット吹きなら誰もがあるのではないでしょうか。
 
リードミスは予測不能で起こる。そんなイメージがあると思います。
しかし!
リードミスには必ず原因があるのです。
原因を知り対策をすればリードミスは減らすことができます!
 
今回はリードミスの原因と対策について書いていきます。
 

リードミスの原因と対策

原因① 噛み過ぎ

リードミスをよくする人のほとんどはマウスピースの噛み過ぎです。
リードが押さえつけられてしまうことで、上の倍音が出やすい状態になってしまっています。
 
対策
マウスピースだけで吹いてみて、何の音が出ているかチューナーで測ってみましょう。
プロでも人によって違いますが、実音B♭〜Cくらいが良いと思います。私はHが出ます。
 
Cis以上の音が出るようだと噛みすぎの可能性が高いです。
口を開けて(下前歯をリードから離すイメージ)、リードを押さえつけないように吹きましょう。
普段はそうでもないのに本番になるとリードミスが多発するという人は、緊張で無意識にいつもより噛んでしまっているのかもしれません。
 
 

原因② 重心が高い

次に注意して欲しいのがこれ。
歌が苦手な人って声がひっくり返ってしまったりしますよね?
あれと同じことがクラリネットで起きているのです。

クラリネットを吹くときには常に重心を低く保たないといけません。
重心が高いと音がひっくり返りやすくなってしまいます。
 
対策
重心を低くするには…
一度自分が無理せずに出せる範囲の低い声を出してみて下さい。
低い声を出している身体はクラリネットを重心低く吹くのにとても良い状態です。
低い声が出ているときの身体の重心の位置喉の位置を覚えて下さい。
覚えたらその状態を保ったままクラリネットを吹いてみましょう。
 
最初は開放のソの音より低い音でロングトーンするのが良いと思います。
徐々に音域を広げ、高い音でもその状態を保つことができるようになればリードミスはかなり減ると思います。
 
 

原因③ 息のコントロール

リードには受け止められる息の許容量があります。
緊張することで勢い余って多くの息を入れてしまったり、息のスピードが速すぎると、リードの許容量を超えてしまいリードミスが起こりやすくなります。
 
対策
息の許容量はリード1枚1枚それぞれ異なります。厚いリードは許容量が大きいですし、薄いリードは少なくなります。入り口が狭いリードも許容量は少ないです。
 
 自分が今吹いているリードの許容量がどのくらいなのかを常に頭の片隅に置き、息をコントロールして吹くように意識しましょう。
どういう息をどのくらい入れるとリードミスが起きるのか、逆にどういう息だとリードミスが起きないのか、体で覚えるのが一番ですよ!
 

原因④ リードの吹き過ぎ

リードが透けてしまう程吹いてしまうとリードがうまく振動しなくなり、音がひっくり返る原因になります。
例えば2時間のコンサートを1枚のリードで吹こうとすると、後半はかなり危ない状態になると思います。
 
対策
リードの状態や個体差にもよりますが、リードが透けてしまったり、リードミスが鳴りそうな気配(吹いていて感じることありますよね?)を感じたら素直に違うリードに替えましょう。無理は禁物です。
私はほとんどのコンサートで前半後半でリードを替えます。
 
 

おわりに

自分に当てはまるものはありましたか?

自分の現状を知り、どうすれば自分のアンブシュアや重心を良い状態にできるか、考えながら練習してみて下さいね。 

うまくできるようになれば確実にリードミスは減っていきますよ!

 

アンブシュアについてはこちらで詳しく解説しています。