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本番で失敗しない!良いリードを選ぶ為の5つの基準

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クラリネット、サックス、オーボエ、ファゴット…

全てリード楽器奏者にとってリードの悩みは尽きることがないですよね。

良いと思っていたリードに本番で裏切られたという苦い思い出がある人も多いのではないでしょうか。

 

クラリネットを日々教えていて感じることは、ほとんどの生徒はリードを選ぶのが下手であるということ。

「良いリードとはどういうリードか」ということをいまいち理解できていないという方がより正確かもしれない。

 

ということで、今回はリードの選び方を解説!

 

 ほとんどの人はこんな感じで選んでいると思う

皆さんはリードを選ぶときにどのような基準で選んでいますか?

リード選びがうまくいかない!という人の基準はたぶんこんな感じ。

 

・吹きやすい

・苦しくなくて楽ちん

 

…以上

 

いやいやいや、もっと色々考えて選んでるし!って思うかもしれないけど、経験上ほとんどの人はこんなんですよ、ほんとに笑

 

こんな選び方をしてすると、音はペーペーだし、音程は取れないし…楽器から良い音は出てくれません。

メリットと言えば疲れにくいということくらいでしょうか笑

 

前置きが長くなりました。

失敗しないリードの選び方。いってみましょう!

 

失敗しないリードの選び方

選ぶに当たっての注意事項

選ぶ作業をするときには1枚のリードを長く吹かないで下さい。リードを評価するには1枚につき30秒もあれば充分です。
あまり長く吹くと身体がそのリードに順応してしまって本当はダメなリードなのに吹きやすく感じてしまったりするので気を付けましょう。

 

①息が入る

まずはとにかく息が素直に入っていくかいかないか、それだけに焦点を絞って選別します。
このときリードの厚い薄いは関係ありませんどんなに厚くても薄くても息が入るリードであれば「息が入る」カテゴリに分類しましょう。

 

・息を入れたときにリードがペタッとマウスピースにくっ付いてしまうような入り口が狭いリード

・アンブシュアを緩めないと息が入っていかないリード

・息を入れようとしても素直に振動してくれないリード

 

上記のようなリードは「息が入らない」カテゴリへ。

分け終えたらこの時点で「息が入らない」カテゴリのリードはさようならです。そっとリードの箱へしまって下さい。
そのときの運次第ですが、おそらく半分以上のリードがこの時点で脱落します。

 

②タンギングがしやすいか

低い音域から高い音域まで、まんべんなくタンギングをしてみましょう。息が入りにくいリード、入り口が狭いリードは総じてタンギングがしにくいです。

あまりにリードが厚すぎてもタンギングがしにくくなります。

①で見つけられなかったイマイチなリードもタンギングしてみることでわかったりします。

 

③音程がぶら下がらないか

レジスターキーを押した「ラシド」、開放の「ソ」と付近の「ファ♯ラシ♭」の音程がぶら下がらないか、チューナーでチェックします。

コシがない薄すぎるリード吹きすぎて古くなってしまっているリードは音程がぶら下がります。

ぶら下がってしまうリードは脱落です。

 

④音色をよく聞く

息が入りすぎてしまうリードや薄すぎるリードだと「びゃー!」と開いた音が鳴ってしまいます。
反対に厚すぎるリードだと音がモコモコと篭った音色になってしまいます。
自分の音を良く聞いて、そういったリードは省きましょう。

 

⑤自分が吹きやすい厚さのリードか

ここまで来たら最終段階です。何枚のリードが残りましたか?

おそらく2〜3枚なのではないかなと思います。

残ったリードの中から本番で使うリードを決めましょう。

 

自分が気持ちよく吹ける厚さのリードを選んで下さい。

自分にとって丁度良い厚さのリードがあれば最高ですが、いつもそんなリードが手元にあるとは限りませんよね。

例えばこの時点でちょっと厚めのリードとちょっと薄めのリードが候補に残っていたら、ちょっと薄めのリードで本番に臨んだ方が無難です。

厚めのリードは本番で苦しくて吹けなくなるリスクがあるので気を付けましょう。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

私はいつもこんな感じでリードを選んでいます。リード選びは割と得意な方なので失敗することはあまりありません。


本番で裏切られないリードを選ぶ為には特に①と③が重要です。
吹きやすいと思ったリードに限って③で引っかかることが多いので、注意して下さいね。

選んでいて途中で脱落したリードは練習用として活用しましょう。
①で「息が入る」カテゴリに入ったリードは充分練習用になるはずです!

ぜひ参考にしてリードを選んでみて下さいね!

 

 

 「おすすめのリードはどれですか?」という質問をよく受けるので記事にしました。
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